教員ブログ

2024.06.03

雨垂れ石を穿つ

上田先生 執筆者:リタ学園 神戸学習館 英語教員  上田 遥香

最近、連続テレビ小説(略称 朝ドラ)にハマっています!🐯
今回の主人公は、日本で初めて女性として弁護士、裁判官、裁判所長を務めた『三淵嘉子』さんをモデルにしているオリジナルフィクションであり、言葉選びや背景描写が非常に考えられており、素敵な作品です。

今でも「女性」ということが生活でも仕事でも影響してくることがあるかと思いますが、この時代はより風当たりの強い時代です。
主人公は、「女性」で「未婚」だから弁護士の仕事が来ず、「既婚」になれば弁護士の仕事が来るようになりました。
しかし、「妊娠」してしまうと「仕事」を手放して「家庭」に入れと言われてしまう。。。

現代でも「キャリアを積みたい。」と思っても上手くいかなかったり、キャリアを積むビジョンすら見えなかったり。
私自身はキャリアがしっかり見え、その後ろを誰もが歩みやすいようにしていきたいと思っています。

「女性」に限らず、「男性」も皆が平等に生きられる、未来を描きやすい社会にしていきたいです。
ドラマ内で『雨垂れ石を穿つ』ということわざが出てきました。
雨垂れのようなとても小さい滴でもいずれは岩に穴が開く。
つまり、小さな努力もいずれ実を結ぶということです。
人としても教員としてもそうあれるよう小さなことでも少しずつ努力していきたいです!


Q.好きな歴史上の人物はいますか?

戦国時代が大好きなので好きな武将が多くいます。
誰か一人!というと非常に難しいですが、、その中でも特に好きな歴史上の人物の一人は、『細川ガラシャ』さんです。
明智光秀の三女にあたり、キリシタンです。
辞世の句が有名で『散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ』と残しています。
本能寺の変以降、大変な思いをしたであろうに非常に気丈な方で強くあられた姿に憧れています。