教員ブログ

2023年06月

2023.06.27

「もう半分?まだ半分?」

三好先生 執筆者:商業科目教員 三好 敏生

気が付けば、もうすぐ6月も終わり、2023年も半分が過ぎようとしています。
毎年1年間が早く感じます。幸いなことに毎日が忙しく、楽しく過ごせています。だからこそそう感じるのかもしれません。
1年生も入学してたった数ヶ月ですが、みんなそれぞれが成長しているのを感じます。
大きく変わった生徒、少しでも着実に変わっている生徒、一人ひとり成長の速度は違いますが、みんな中学4年生ではなく、まぎれもなく高等学校1年生です。
2年生、3年生となるとさらに大きく成長したことがわかります。
私たち教職員は、その成長の過程を肌で感じることができる。こんなに楽しく幸せなことはありません。
奈良学習館の先生方だけでなく、神戸・京都・東京・大阪・香川の本校の先生方、株式会社I.S.コンサルティングの社員の方、応援企業の社長さん、社員の方といろんな方々が、奈良学習館の生徒にかかわって成長を見守ってくださっていることに大変感謝です。
きっといつかこの偶然ではなく、必然な出会いに生徒たちも長い人生のどこかで気づいてくれるだろうと思います。
さぁ、「この学校に来て良かった!」と卒業してもらえるよう、今この一瞬からできることを続けていきます。

マスコット制作「たんにん」


Q.通信制高校の魅力とは?

奈良学習館の生徒たちは、RITA学園高等学校の通信制の生徒ですが、通信制の魅力とは、本校のイベントなどで全国各地にいる生徒の中で、気の合った友達を探して友達になれること!狭いエリアで考えず、大きな広いエリアでものごとを考えることができること!!ではないでしょうか?
学校生活を楽しくするもしないも自分の行動で決まるといっても過言ではないでしょう。
たくさんの先生方が自分のことを真剣に考えてくれる。そんな通信制高校の魅力を感じてみませんか?

2023.06.16

【生徒へインタビュー】宮城・福島訪問について

上田先生 執筆者:英語教員・サポーター本部 上田 遥香

5月14日(日)15日(月)に、「RITA学園高等学校」と「リタ学園 奈良学習館」の生徒が宮城県と福島県を訪れ、同月28日(日)に「RITA学園高等学校」にて発表を行いました。
今回は私と田口先生で、参加してくれた生徒たちにインタビューをしてみました!

インタビュー1

-福島のどこを訪れてきましたか?
生徒O
福島の双葉町と富岡町に行ってきました。
そこで震災の被害がどのくらいなのか、どのように復興してきたのかを学びました。

-そのほかに双葉町や富岡町でしてきたことはありますか?
生徒F
津波の被害を目の当たりにし、富岡町ではブランド商品の開発についても見学をしてきました。

インタビュー2

-震災のあった場所を訪れて何を感じましたか?
生徒O
宮城県にあった中浜小学校を訪れた際に2階まで浸水し、机や椅子が壊れているのを見て津波の恐ろしさを痛感しました。
また、『地元愛』を感じました。
福島の原子力発電所の職員の方に「なぜこんなに危ないことを続けられるんですか」と聞くと「福島のことが好きで取り戻したいという気持ちがあるから活動を続けている」と話してくれたからです。
生徒F
『忘れてはいけない』と感じました。
よそから来た自分たちに対して、どこで出会った人も優しく地元愛を感じ、より強く思いました。

-これはまさに「利他」ですね!笑
生徒O生徒F
はい…(苦笑)

-2011年は12年前になりますが、その時二人は何歳でしたか?
生徒O
5、6歳です。
生徒F
4、5歳です。

インタビュー3

-時が経った震災の現場を見て復興の状況についてどう思いましたか?
生徒O
町によって違うなと思いましたし、少しずつ進んでいるのを感じました。
生徒F
もうこんなに進んでいるのかと思った。最近人が入るのが許可された双葉町は特に。

-学校や家で準備していたらいいなと思ったものはありますか?
生徒O
災害キットや水の貯蔵、電気の供給源などを考えておかなければいけないと思いました。
生徒F
奈良は大丈夫だと思っていたけど、もし強い地震があれば何が起こるかわからないのできちんと心構えの準備をしていこうと思いました。

-今回の経験を通して周りに対して何をしていきたいですか?
生徒F
『未来に伝えていきたい。』
そういうことがあったというだけで終わってしまうのではなく、未来で起きても対応できるようにしていきたいです。

インタビューを受けてくれたOくん、Fくんありがとうございました。
引き続き、このようなインタビューや対談形式のブログも投稿していく予定です。
お楽しみに!

2023.06.14

「太陽のちから」

葉山先生 執筆者:理科・保健体育教員・3年生担任 葉山 美衣子

私は科学や生物の授業で、光合成について生徒たちに教える機会があります。
植物にとって、日の光は不可欠ですが、実はわたしたち人間にとってもとても大切なんです。
日の光を浴びることで、体内では幸せホルモンのセロトニンやビタミンDが生成され、身体と心の健康につながります。

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例えば、骨や歯を強くする、脳の健康に役立つ、免疫力が上がる、ストレス解消、体内時計のリセットなど、健康のために良いことがたくさんあります。
逆に日の光を浴び続けないと、うつ病のリスクが高まる、睡眠の質が悪くなる、認知症のリスクが高まるなど、心の健康や将来のリスクにつながるデメリットがあるようです。
わたし自身、平日は出勤の際など決まった時間に外出しますがわずかな時間です。
学園につけば屋内なので日を浴びることはありません。
休日は予定がなければ日中の活動時間はごくわずか。
外に出ず、長いときは20時間近くとにかく寝続けています。
今年の目標は「アウトドア」。
休日こそ外に出て、有意義な時間を過ごしたいですね。
実は今回は、「日の光を浴びるのは健康に良いので皆さんもぜひ!」というおすすめ投稿ではなく、わたし自身が、休みの日にももっと日の光を浴びようという目標の投稿でした。
これからどんどん気温も上がってくるので、皆さんも熱中症には十分注意してお過ごしください。


Q.通信制高校の魅力とは?

いろいろあると思いますが、最大の魅力は自由なところ。
髪型・服装・趣味など、外見から中身まで、自分を表現することができます。
そうした生徒が集まって関わりあうことで、また新たな「好き」を見つけることができるのではないかと思います。

2023.06.02

ご縁

原田館長 執筆者:リタ学園 芝公園学習館 館長 原田 育治

はじめまして!
今年4月に開設されたリタ学園 芝公園学習館は、都営三田線芝公園駅から徒歩4分、都営浅草線、大江戸線大門駅から徒歩5分、JR浜松町駅から徒歩7分と交通の便が良いこと、芝増上寺や東京タワーの眺めがよいことが自慢の学習館です。

増上寺_リタ学園 芝公園学習館の最寄り名所

開設したばかりで、生徒が一人もいない寂しさと日々同居しながら、早く生徒たちと一緒に学習したいなぁという気持ちで、リタ学園の広報活動を行っています。

私がみなさんと同じくらいの年の頃はアルバイトばかりしていました。
考えてみると金曜日に必殺仕事人を見るためにアルバイトを空けていた以外、ずっと働いていました。
高校の入学式翌日からスーパーでほぼ毎日3年間、大学入学後も週3日はスーパーで、残り週3日は塾で、スーパー・塾の後は、コンビニ夜勤のアルバイト、夜勤明けで自宅に帰り、教科書をもって大学へ向かうというような日々を送っていました。
考えてみれば、高校入学後からずっと働いていることに今、この文章を書きながら気づきました。

そんな毎日でしたが、その中で1つの出会いがありました。
それはスーパーの社員さんとの出会いです。好奇心旺盛でエネルギッシュな方でした。
その方が塾を経営しており、そこでの生徒たちとの出会いが、教員になるきっかけとなりました。
人生どこで出会いがあるかわかりません。
皆さんの周りにも、良いご縁があるかと思います。
あるいは、気づいていないご縁もあるかもしれません。
私も今のご縁に感謝しつつ、新たなご縁を楽しみにしながら日々を過ごしていきたいと思います。


Q.通信制高校の魅力とは?

自分の好きなもの、やりたいことのために時間を多く使うことができる。それが通信制高校の魅力です。
やりたいことがまだはっきりしていない人は、アルバイトでも何でもいいので計画を立てましょう。
その経験から必ず得るものがあります。
自分の時間をどれだけ将来の自分のために使うことができるかが大切になってきます。
自分の時間、大切にしてください。