教員ブログ

2024年02月

2024.02.23

第三の居場所

荒木館長 執筆者:リタ学園 西宮学習館 / 天王寺学習館 館長 荒木 義教

「不登校」は「心のエネルギーを回復する期間」です。
心の元気が戻るまで、無理はしないでください。
本人も家族もしっかり休息することが大切です。
学校に行けない状況は、確かに勉強に対する不安や心配を引き起こすことがあります。
しかし、心の健康を回復することを最優先に考えましょう。
心の健康が整っていないと、勉強に集中すること、効果的に学び続けることは難しいかもしれません。
ストレスや不安を抱えている場合は、人と関わること、話すこと、適切なサポートを受けることが大切です。
心の健康が良好であることは、長期的にみて、勉強や他の目標を達成するための重要な基盤となります。
勉強を始めようと思ったら、自分自身に無理をかけないで、ステップバイステップで進めることが重要です。
無理をするとストレスを増やすことになり逆効果です。
計画的に進め、自分のペースに合わせて少しずつ勉強を再開しましょう。
困ったら、周りの人のサポートも受けることができますので、助けを求めることをためらわないでください。
ご家庭で勉強することも大切ですが、環境が学習に適していない場合もあります。
そのようなときは、「第三の居場所」の利用を考えてみてください。
リタ学園 西宮学習館およびリタ学園 天王寺学習館も、家庭でもなく学校でもない『第三の居場所』です。
是非お気軽にお問い合わせください。


Q.自分の趣味や特技、プライベートの過ごし方を教えてください。

趣味や特技は特にありませんが、常に新しいことを試してみるチャンスを探しています。
私のプライベートの過ごし方は、常に新しい興味を見つけることです。
なかなか実践できていない時もありますが、何か新しいことに挑戦することで、まだまだ自分の可能性を広げることができると考えています。

2024.02.19

当たり前を考える

松原先生 執筆者:リタ学園 奈良学習館 数学教員 松原 輝

最近「一日一日、本当にするべきことはすべてし終えているのか?」と、自分に問いかけることが多くなりました。
当たり前のように明日が来て、来月が来て、来年が来る、そんな生活をずっと送っていける…心の中で何となくそう思ってしまいがちですが、今日と同じように明日も過ごせる保証なんてどこにもないんですよね。
病気になるかもしれない。事故や災害にあうかもしれない。
でもそんな可能性は普段意識せずに過ごしています。
本当は、今日元気に生きられていることだって当たり前ではありません。
明日やればいいと思っていることが、もしかしたら明日できないかもしれない。
だからこそ「一日一日を全力で生きていかないと」と、改めて思います。
生物には寿命があります。時間には限りがあります。
そう考えると、一瞬一瞬はすべてかけがえのない時間になります。
この尊さ大切にしていきたいです。


Q.担当教科の“こだわりポイント”を教えてください。

数学は生徒にとって苦手な教科であることが多いです。
それを理解した上で、説明は丁寧さを心掛けています。
「この言葉の意味はわかっているだろう」ではなく、基礎の基礎から解説して、なおかつ短くまとめるようにしています。
そのための準備は大変ですが、生徒の苦手意識を少しでも改善するために必要だと感じています。
情報については、教科書だけではなく、できる限り具体的な事例を取り上げて解説することを心掛けています。

2024.02.09

教師の醍醐味

三好先生 執筆者:リタ学園 奈良学習館 商業科目教員・1年生担任 三好 敏生

「2024年が始まった!さぁ、今年も全力を尽くすぞ!!」と年始の誓いを立てたと思ったら、気が付けばもう2月に突入。
2月は「節分」「建国記念の日」「天皇誕生日」とイベント盛りだくさん。
リタ学園 奈良学習館では、大阪にあるSTAR株式会社の代表取締役 山下佳二宏様の講演、株式会社ホンダネット京奈 Honda Cars 奈良中央 奈良神殿店の谷原クリストファーヒロ様の講演、文書処理能力検定(全学年希望者)、簿記能力検定(1年生全員受験)、学年末考査、職業体験(インターンシップ)と、生徒も教職員も大忙しです。
2023年度、私は1年生の担任ですが、クラスみんなが2年生になる足跡がすぐ近くに聞こえるようです。
1日も、1ヵ月も、半年も、1年も、2年も、3年も、早く感じるものですね。
3年生は既に卒業試験も終わっており、あとはRITA学園高等学校の卒業認定結果待ちです。
そのため3年生は自由登校期間となり、その分学校が静かに感じ、1学年居ないと何だか寂しい気がします。
そうこう言っている間に「卒業式」がやってきます。
そしてその先には「入学式」が・・・。
出会いと別れの繰り返しですが、これが教師の醍醐味でもあります。

将来、卒業生の中から、リタ学園 奈良学習館で働きたいという生徒が出てくるのを待ち望んでいます。
とかく「教師」という職業はブラックだと思われることも多いです。
全国的になり手が少なく、複数のクラスを掛け持ちしたり、教頭先生や校長先生も授業を受け持ったりと、深刻な教員不足に陥っています。
しかし、それでも私が教師という職業を進める理由があります。
それは「利他の心」をもって人と接することができるようになること。
たくさんの生徒や保護者、関係各位に出会い、自分の人間性を高めることができることです。
リタ学園では、「利他の心」を私たち教職員も学ぶことができ、生徒たちと共に成長できる環境があります。
致知(ちち)出版社の月刊誌【致知】を用いた「木鶏会」では、他校の先生や生徒たちと感想を共有したり、いろいろな人との出会いがあったりと自分の成長や「人間っていいな」と思えることがたびたびあります。
ブラックであるかどうかは自分自身が決めることなので、「教師」という職業に対する一般なイメージは、意外とそうでないことも多いと思うのです。

本校であるRITA学園高等学校の教職員の方も素敵な先生方が多いですよ。
今井理事長先生をはじめ、小野校長先生・山下副校長先生・人見教頭先生、高橋事務局長・・・書ききれないですが、本当にみなさん生徒のことを考え指導してくれています。
リタ学園には、神戸学習館・京都ペガサス館・芝公園学習館・西宮学習館・天王寺学習館・大阪テンダー館などがあります。
今後も全国展開していくので、同じ志(こころざし)を持った素晴らしい先生たちが集まってくれると思います。
リタ学園・RITA学園、最高ですよ!!!


Q.担当教科の“こだわりポイント”を教えてください。

私の担当教科は商業科目です。
商業科目は、中学校で習うものではなく高校から習うものなので、スタートは全員一緒なのです。
簿記では計算はしますが、電卓を使うので計算が苦手な人も安心してください。
コンピュータもやったことがないという生徒でも、文書処理能力検定で1級の資格取得ができる生徒もいます。
「商業科目はなんだか難しそう・・・」なんて思わなくても大丈夫ですよ。
商業科目は将来の就職や一般的なマナーを学ぶのに大変有効な科目でもあるんです。
実業系の高校に進学すると、就職のために検定に追われるような錯覚に陥りがちですが、リタ学園 奈良学習館では、ゆっくりと商業科目を楽しみながら勉強することができます。
検定は、簿記だけ1年生の終わりの2月にこれまでやったことの力試しとして全員受験しますが、そのほかは各自が受験できるようになったら受験するといった形をとっております。
こだわりポイントは、現在、起こっている事象に関連付けながら授業を展開し、少しでも興味を持って授業に参加してもらうこと。笑いを交えながら授業をすることですかね。

2024.02.05

“みぽりん先生”を形成するもの

中村館長 執筆者:リタ学園 大阪テンダー館 館長 中村 美保

“みぽりん先生”こと中村 美保は、多岐にわたる活動を通じて形成されています。
教育分野では、小学校の教員免許を活かして塾の経営を行い、30年以上にわたるキャリアと1万人を超える卒業生を輩出しています。
2021年5月に書籍を出版し、Amazonランキングで1位を獲得しました。
また、フリーアナウンサー、MCとしても活躍しており、全国各地からお声がけを頂いています。
様々なイベントの司会を通じて、新たな企画にも積極的に取り組んでおります。
心を込めた司会で、お客様の笑顔を引き出すことに喜びを感じています。
さらに、女優やラジオ番組のパーソナリティとしても活動しており、表現することへの情熱を活かしてCMやドラマにも出演しています。
ラジオ番組『みぽりん先生のピンときてポン』では300人以上のゲストを迎え、様々な話題を提供しています。
カウンセリングやコーチングでは、人間関係、家族関係、心の問題、職場適応などを専門的に取り扱い、依頼者一人ひとりに寄り添いながら、解決策を探求しています。
教育分野だけでなく、ダイエットなどの様々な分野でのコーチングも行っており、効果を実証しています。
これらの経験を通じて、人生における一瞬の変化、即行動の重要性、折れない心を作る方法など、様々なテーマについてお話しする機会も持っています。
趣味や特技、プライベートも含め、これらの活動で成り立っており、教育、表現、コミュニケーションの分野での深い経験が、私の人生を豊かにしています。
これらの経験を、リタ学園 大阪テンダー館の授業やイベントなどでも活かしていきます。


Q.最近あった1番楽しいことはなんですか?

私自身がフリーアナウンサーとして関わった、大規模なイベントの司会を務めたことです。
全国から集まった多様な参加者との交流や、イベントを通じて生まれた新しいアイデア、そして参加者からの熱い反応が、非常に刺激的で楽しかったです。
この経験は、私の表現力やコミュニケーション能力をさらに磨く機会となりました。
また、様々な背景を持つ人々との出会いは、私に新たな視点を与え、自分の仕事に対する情熱を再確認するきっかけとなりました。
このような経験は、私の日々の活動に新しい活力を与え、今後の活動に大きな影響を与えると考えます。