教員ブログ

2024.07.05

New Face

吉田先生 執筆者:リタ学園 奈良学習館リタ学園 神戸学習館 スクールカウンセラー  吉田 裕子

スクールカウンセラーの吉田裕子と申します。
昨年度からスクールカウンセラー兼ソーシャルワーカーとして奈良学習館、神戸学習館の非常勤スタッフの一員に加えていただいております。
これまでは主としてハローワークや大学において、障がいのある方の修学、就労支援の仕事に携わってまいりました。
気になること等気軽にお声掛けいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

今回、初めてブログを担当することになりました。
何か新しいことはないかと考えていたところ、見つかりました!

7月3日に日本の紙幣が変わります。

新一万円札の肖像画は、生涯において500もの企業設立などにかかわり、「日本近代社会の創造者」と言われる『渋沢栄一』に。
新五千円札は、生涯を通じて、女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家である『津田梅子』に。
新千円札は、破傷風を予防・治療する方法を開発した細菌学者で「近代日本医学の父」と呼ばれている『北里柴三郎』に変わります。

みなさんは、歴代紙幣の肖像であった人物を覚えていますか?
私が小学生だった頃まで遡ってみました。
一万円札は、現在の『福沢諭吉』の前は『聖徳太子』。
五千円札は、『樋口一葉』の前は『新渡戸稲造』、その前は『聖徳太子』。
千円札は『野口英世』の前は『夏目漱石』、その前は『伊藤博文』でした。
現在は硬貨のみとなりましたが、五百円札には『岩倉具視』が描かれていました。
年代的には手にしていたはずなのですが、私はどうしても五千円札の聖徳太子を思い出すことができません。

紙幣のデザインを変更する目的は偽造防止のためで、特に時期は定まっておらず、近いところでは20年ごとに変わっているそうです。
新しい紙幣には、世界初の偽造防止技術も採用されているようです。
ご関心のある方は、『国立印刷局の「新しい日本銀行券特設サイト」』をご覧になってみてください。
新しい知識を得るきっかけは、身近なところにたくさんあるものだと再認識しました。


Q.好きな歴史上の人物はいますか?

新五千円札の肖像画となる『津田梅子』さんです。
1871年にわずか6歳で日本最初の女子留学生のひとりとして渡米し、1900年に女子英学塾(現在の津田塾大学)を創設し、女子教育の礎を築かれました。
その勇気、チャレンジ精神には力づけられ、志を貫きひとつのことを成し遂げる情熱とたゆまぬ努力を忘れずに歩み続けることの大切さに気づかせてもらえると感じるからです。