教員ブログ

2024.09.20

特別授業

三好先生 執筆者:リタ学園 奈良学習館 副館長・2年生担任  三好 敏生

先日、リタ学園 奈良学習館では【特別授業】として、『アンガーマネジメント』のついての講演会を催しました。

改めてアンガーマネジメントを学ぶ機会となり、私自身も間違った知識を持っていた事に気付きました。
・“怒り”という感情はなくなるものではない
・私たちを怒らせるものの正体
・6秒の基準
そもそもアンガーマネジメントとは、怒らないようにするための手法ではないということが分かりました。

生徒たちもうなずきながら必死にメモを取っており、自分と向き合う手段の人等として、しっかり学習できたようです。
“怒り”は人間にとって自然の感情の一つ。
“怒り”のない人はいないし、なくすことも不可能。
身を守るための感情(防衛感情)として、これから自分の“怒り”と上手く付き合ってくれると思います。

リタ学園の【特別授業】では、外部の方を講師としてお招きし、様々なお話しが聴ける機会もあります。

これまでは、
・元米国海兵隊太平洋基地政務外交部(G-7)次長のロバート・D・エルドリッヂさん
・カナダで留学の現地エージェントを経営されている社長さん
・自動車やバイクのメーカーHondaの社員さん
・整骨院や専門学校の先生
等々、多方面の方に講演していただきました。

そして次回の【特別授業】は、イラストレーターの『まつやまたかし』さんをお招きした講演会&塗り絵デッサンとなります!

『まつやまたかし』さんは、『鳥山明』さんのアシスタントとして、『Dr.スランプ』から『ドラゴンボール』までの作品に関わってこられ、現在もイラストレーターとしてご活躍されている方です。

『ドラゴンボール』で鳥山さんのアシスタントを務めたのはまつやまさん1人であり、いつも主人公である孫悟空の髪の毛のベタ塗りに時間を取られていたところ、鳥山さんがベタ塗りをしなくても済むようにと、孫悟空を超サイヤ人に変身させたというエピソード(*)があるそうです。
*このエピソードはWikipediaの情報を一部引用しました。詳細はWikipediaなどをご覧ください。

今回様々なご縁が繋がり、RITA学園の経営理念や利他の心に深く共感してくだり、快く講師を引き受けていただけました。

私自信もとても楽しみですが、漫画・アニメ・美術が好きな生徒たちの希望や夢に繋がり、学校生活での良き思い出になってくれればと思います。

今後も生徒たちにとって興味・関心・気付き・学びに繋がる授業を実施していきます。


Q.高校生時代に「やっておけばよかった」と思うことは何ですか?

部活に没頭し過ぎた中学、高校、大学、実業団選手時代。
それなりの成績を残し、クラブチームでは日本一になったこともあります。
でも、それに熱中しすぎて、それ以外は何も残っていませんでした。
もっと趣味なんかを増やしておけばよかったかなと今になって思います。
日本中にたくさんの仲間や友だちは増えたのですが、旅行を趣味にしていれば、その仲間や友だちに会いに行くということももっと身軽にできたのかなと思います。
やりたいことをやってみる。
それができるのが、高校時代。
中学・大学・社会人では、いろいろと制約があってなかなか実行に移せなくなります。
高校生のみなさん、今がチャンスですよ。
自分の秘めたる能力を開花させてください。