教員ブログ

生徒インタビュー

2023.06.16

【生徒へインタビュー】宮城・福島訪問について

上田先生 執筆者:英語教員・サポーター本部 上田 遥香

5月14日(日)15日(月)に、「RITA学園高等学校」と「リタ学園 奈良学習館」の生徒が宮城県と福島県を訪れ、同月28日(日)に「RITA学園高等学校」にて発表を行いました。
今回は私と田口先生で、参加してくれた生徒たちにインタビューをしてみました!

インタビュー1

-福島のどこを訪れてきましたか?
生徒O
福島の双葉町と富岡町に行ってきました。
そこで震災の被害がどのくらいなのか、どのように復興してきたのかを学びました。

-そのほかに双葉町や富岡町でしてきたことはありますか?
生徒F
津波の被害を目の当たりにし、富岡町ではブランド商品の開発についても見学をしてきました。

インタビュー2

-震災のあった場所を訪れて何を感じましたか?
生徒O
宮城県にあった中浜小学校を訪れた際に2階まで浸水し、机や椅子が壊れているのを見て津波の恐ろしさを痛感しました。
また、『地元愛』を感じました。
福島の原子力発電所の職員の方に「なぜこんなに危ないことを続けられるんですか」と聞くと「福島のことが好きで取り戻したいという気持ちがあるから活動を続けている」と話してくれたからです。
生徒F
『忘れてはいけない』と感じました。
よそから来た自分たちに対して、どこで出会った人も優しく地元愛を感じ、より強く思いました。

-これはまさに「利他」ですね!笑
生徒O生徒F
はい…(苦笑)

-2011年は12年前になりますが、その時二人は何歳でしたか?
生徒O
5、6歳です。
生徒F
4、5歳です。

インタビュー3

-時が経った震災の現場を見て復興の状況についてどう思いましたか?
生徒O
町によって違うなと思いましたし、少しずつ進んでいるのを感じました。
生徒F
もうこんなに進んでいるのかと思った。最近人が入るのが許可された双葉町は特に。

-学校や家で準備していたらいいなと思ったものはありますか?
生徒O
災害キットや水の貯蔵、電気の供給源などを考えておかなければいけないと思いました。
生徒F
奈良は大丈夫だと思っていたけど、もし強い地震があれば何が起こるかわからないのできちんと心構えの準備をしていこうと思いました。

-今回の経験を通して周りに対して何をしていきたいですか?
生徒F
『未来に伝えていきたい。』
そういうことがあったというだけで終わってしまうのではなく、未来で起きても対応できるようにしていきたいです。

インタビューを受けてくれたOくん、Fくんありがとうございました。
引き続き、このようなインタビューや対談形式のブログも投稿していく予定です。
お楽しみに!