教員ブログ

2024.04.19

一年の計は元旦にあり

原田館長 執筆者:リタ学園 芝公園学習館 館長 原田 育治

このタイトル、、、決してボケているわけではありません。
新学期がスタートする4月を学校の元旦と考え、気持ちを今一度再確認する意味で、このタイトルにしました。
先日、職場の方から「本を読むのは好きですか?」と聞かれました。
最近老眼を理由にまったく読んでいないことに気づき、「購入したけど、読んでいない本を読もう」と思い立ちました。
幸い通勤時間が片道1時間半ありますので、時間は十分ありますが、内容が面白くないと読まない可能性があります。
そこで未読書の中から選んだのが、Tom Clancy’s POWER PLAYS「Bio-Strike」です。
洋書のペーパーバックをご存じの方はおわかりですが、日本の本に比べてページはわら半紙のような手触りです。
購入から約24年、ほぼ四半世紀が経っていることから、ページは薄茶色に変色し、本物のわら半紙のようになっています。
揺れる車内で、老眼のため、顔から40〜50cmくらい離して毎朝読んでいますが、意外と面白く、席が空いていても座ることを忘れてしまうほどです。
細菌がテーマになっている作品で、コロナ禍を経験している私たちにとって決して無関係な内容ではないところに現実味があり、読み進めてしまう理由となっています。
『細菌テロを討て』(二見文庫)という邦題名で、訳本もでていますので参考にしてください。
若いときには、わからない単語があると、いちいち調べていたので途中で面倒になり諦めてしまうことが多かったのですが、 年を重ねたおかげで、単語が分からなくても飛ばして「テキトウ」に読むことでき、少しですが、読書を楽しむことができているように感じています。
わたしが読書を思い立ったように、この春から新たに何か始めた人も多いのではないでしょうか。
まだ決めかねている方は、まずはテレビの語学講座などで新しく学び始めてはいかがでしょうか。
英語、中国語だけでなく、アラビア語やポルトガル語など10の言語を学ぶことができます。
日本語以外の言語を学ぶことで日々の暮らしをすこしだけ豊かにすることができるかもしれません。


Q.R6年度の目標を教えてください。

1.今読んでいる1冊を最後まで読み終えること。
2. 4月から放送大学の通信教育で特別支援学校教諭免許取得のための学びを始めています。
免許の取得に関する学習を通じて、だれひとり取り残さない社会の実現に向けて第一歩を踏み出すことを目標にしたいと思います。