教員ブログ

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2023.10.14

勉強苦手な生徒も「リタ学園」に集まれ!

三好先生 執筆者:商業科目教員・1年生担任 三好 敏生

2学期(年度でいうと後半)がスタートして1ヶ月以上経ちました。

2023年の夏休みは、
『夏のフェスティバル』
夏のフェスティバル

『修学研修旅行』
※3年生対象、2泊3日、宮城県(仙台)・福島県・北海道(函館)
修学研修旅行
などがありました。

『夏のフェスティバル』は大盛況でした。
お越しくださった中学生、小学生、保護者の皆様に教職員一同、大変感謝しております。ありがとうございます。
在校生もボランティアでたくさんの生徒が参加。
保護者の皆様や卒業生もたくさん参加してくれ、本当に楽しい1日でした。
来年、2024年の『夏のフェスティバル』はさらにパワーアップしたいと思います。
ご期待くださいね!!

2学期はイベントが盛りだくさんです。
9月は保険会社の方をお招きし、『失敗しない将来設計part2(金融リテラシー)』を各学年で講演いただきました。
金融リテラシー

また、大峰堂薬品工業株式会社に今年就職した卒業生が、「大峰薬品工業株式会社ってどんな会社?」や「後輩のため今何をするべきか?」などをテーマに、在学中に習っていたPowerPointを使ってプレゼンしてくれました。
※こちらの様子は、別のブログ『特別授業~大峰堂薬品工業株式会社講演会~』でも取り上げております。

その他には、シルバーウィーク(今年は短くて残念)や中間考査、大峰堂薬品工業株式会社に訪問して「利他を探せ!」を実施するなど、実にいろんなイベントがありました。

10月・11月も、『オープンキャンパス』や『文化祭』など、イベントに勉強に各種検定に大忙しの秋となります。
10月以降のイベントのご報告については、また別の先生が伝えてくださると思います。
気温の高低差で体調を崩さないようにしていきましょう。


Q.不登校にならないためには?

楽しいと感じることを学校で見つけてみよう!意外とあるもんですよ。
リタ学園 奈良学習館に足をお運びください。きっと何かが見つかるはず!!

2023.10.05

『神の使い』

高木館長 執筆者:リタ学園 奈良学習館 館長 高木 健司

奈良県の観光スポットとして有名な『奈良県立都市公園 奈良公園』。
リタ学園 奈良学習館からは東の方角に約35分歩けば辿り着くことができます。
奈良公園では鹿が自由に歩いている光景が印象的です。
あんなに自由なのによく公園から逃げ出さないなと思いますが、少し調べてみると奈良公園の鹿は“放し飼い”ではなく“野生動物”とのこと。
冬場など時期によっては例外もありますが、奈良公園内には草木が大量にあるため、エサに困らず逃げ出す必要がないということで生息しているようです。
その昔、武甕槌命(タケミカヅチノミコト)という神様が、白鹿に乗ってやってきたという伝説から『神の使い』として大切にされ、国の天然記念物にも指定されています。
最近、そんな鹿の虐待疑惑というショッキングなニュースが報道されました。
全貌が解明されていないので誰が悪いとは一概には言えませんが、『神の使い』の痩せこけた姿を見かけたら不憫に思えてなりません。
今後の調査で鹿にとってより良い方向に進むことを願います。


Q.不登校にならないためには?

不登校になる原因は人それぞれです。
家庭環境や学校内での出来事、友人との関係、自分自身の心の奥底にあるものなど、様々な要因によって誰でもいつでも発生し得ることだと認識しています。
改善されるきっかけもまた原因と同様の事象であると考えます。
「心を開いて話せる相手がいる。」この存在が改善へのスタートだと思います。
ご家族であり、教員であり、地域の人々、友人、自分自身の心の成長など、原因でもあれば改善のきっかけでもある、この表裏一体のものを普段から根気強く見守り、自発的内発的行動を促してあげましょう。

2023.09.22

可能性を広げる学校

葉山先生 執筆者:理科・保健体育教員・3年生担任 葉山 美衣子

私の趣味は車の運転と映画鑑賞です。
映画は、洋画・邦画・アニメなど何でも見ますが、家族の影響で物心ついたころから身近にあって、私自身も好きな映画がジブリ作品です。
スタジオジブリの宮崎駿監督の言葉に、「子供っていうのは可能性の生き物なんですよ」というものがあります。

私もリタ学園で日々生徒と関わる中で、生徒たちの可能性に驚かされる毎日です。

・人前に出られなかった生徒が、大人もいる大勢の前に立って自分の夢を発表する。
・中学校3年間、一度も登校できなかった生徒が毎日登校している。
・勉強が苦手と言っていた生徒が、クラスで最高得点をとる。
・高校の授業で初めてPCを触った生徒があっという間に上達し、機械があまり得意ではない私をすぐ追い越してしまう。

でも、できるようになってきたところで壁にぶつかると、「やっぱりできなかった」と心が折れてしまうかもしれません。
そんな時に登場するのが私たち教員です。
座り込んでしまった生徒の隣に座って、一緒に立ち上がり、壁を乗り越えるのか、壊すのか、穴を掘って下からくぐるのか、それとも別の道を進むのかを一緒に考える。

生徒が目指すゴールへ導けるように、あるいはまだ探し中のゴールを見つけられるように、生徒の学園生活の一助となれるよう考える毎日です。

リタ学園には、そんな生徒思いの先生がたくさんいますよ~!
生徒も先生もあったかいリタ学園に、ぜひ一度遊びに来てみてください!

リタ学園 奈良学習館では10/22(日)・11/11(土)・12/3(日)にオープンキャンパスを開催します。
詳細やお申し込みは、NEWSの『【リタ学園 奈良学習館】オープンキャンパス開催!』を参照ください。


Q.不登校にならないためには?

学校に授業以外の楽しみや心地よい場所が何かあれば良いですね。
先生、友達、ゲーム…
リタ学園はそれを見つけられる学校だと思います。

2023.09.08

一瞬を大切に…

田口先生 執筆者:国語教員・2年生担任 田口 祥大

いきなりですが、私は成功の反対は失敗ではないと思っています。
成功の反対は「何もしないこと」だと思います。

「もっとこうすればよかった。」
「こういうところがまだまだだ。」
など、課題や反省で後悔してしまうこともあります。
ですが、それは悪いことではなくむしろ良い事だと思います。

何故そう思うのか?
『全力』で物事に打ち込んでいるからです。
全力だからこそ、上手くいかなければ悔しいし、「こうすればよかった」と課題が自然と出てきます。

どんな人でも劣っている点は必ずあります。
反対に良い点も必ずあります。
それに自分自身で気付けるかどうかが大事だと考えています。
しかし、自分で自分の良い点に気付くことは難しいです。
だからこそ、生徒の長所を見つけて伸ばす事が私の使命だと思っています。

私はやるかやらないかで迷ったときに意識している言葉があります。
『やらないで後悔するより、やって後悔』です。
同じ後悔をするなら、やって後悔したほうがいいと思います。

一度しかない人生、一瞬一瞬は二度と帰ってきません。
その瞬間を大事にしていきたいです。


Q.不登校にならないためには?

多様な人がいるということを受け入れる姿勢と環境が必要だと思っています。
何かが得意な人、不得意な人、様々です。
それを受け入れ、みんなで助け合えるかが大事だと考えています。

2023.09.01

まだまだ出会いが私の成長!

荒木館長 執筆者:リタ学園 天王寺学習館 館長 荒木 義教

天王寺学習館の館長、荒木義教です。

荒木館長

私は、「不登校生と向き合ってきた20年の経験」と、「学習塾で積み重ねてきた学習指導ノウハウ」を活かし、生徒ひとり一人と向き合うことをモットーにしております。

最近、学習塾を続けていく中、感じていることがあります。
それは、生徒の将来を考えると学力の向上だけではなく、社会力やキャリア形成が大切だということです。
そこで、生徒たちが将来の目標や仕事観につながる「お仕事探求」の必要性を感じました。

「お仕事探求」は、体験プログラムを通じ、生徒たちは自らの興味や適性を見つけ、自己成長を促すとともに、将来の職業や社会への理解を深めることができます。
社会力を養いながら学力向上をサポートし、生徒たちが、豊かな人間性を備えた未来のリーダーとして輝けることが教育の理想だと考えます。

そもそも、私は、大学卒業後、民間の産業機械メーカーに勤務し、東京10年、大阪10年の営業経験はありましたが、まったく教育との関りはありませんでした。
退社後開いた学習塾での子どもたちとの出会いが、私の人生にとても大きな影響をもたらしてくれました。
彼らと共に過ごした時間は、私の視点を変え、教えることばかりでなく、私自身、学びの場でもありました。

私は、教育の専門家でも教師でもありません。
ただ、その時出会った子どもと真剣に向き合い「この子ができることは何か」「この子に何をしてあげられるか」を考え、今日まで日々、明確な答えがない課題に取り組んでいます。

私の目標は、子どもたちとの繋がりを大切にし、彼らが持っている可能性を最大限に引き出すために努力し続けることです。
これからも、子どもたちとの出会いを通じて、彼らが自信を持ち、夢を追い求め、活躍する未来のために、精一杯取り組んでいきたいと考えております。


Q.不登校にならないためには?

子どもの不登校理由や原因を細かく考えなければなりません。
しかし、不登校の理由や原因は、ひとり一人様々です。
私は「不登校にならないため」というよりは「不登校でも大丈夫」というアプローチが重要だと考えています。

「不登校にならないため」は、従来の学校教育に対する期待、または、学校への出席を優先し、周囲の期待に応えるために学校に行くことが重要だというアプローチで、様々な子どものストレスの要因になっています。

一方、「不登校でも大丈夫」のアプローチは、子どもが学校への出席が困難な状況や、従来の学校教育が合わない場合でも、学ぶスタイルやペースに合わせた学習環境を提供し、子どもの興味や能力を尊重することを重視しています。
これによって、学ぶことへのモチベーションを保ち、学習に対するポジティブな姿勢を育むことにつながると考えます。