教員ブログ

奈良学習館

2024.04.05

趣味と言えるもの

田口先生 執筆者:リタ学園 奈良学習館 国語教員 田口 祥大

今回は私の趣味についてお話します。
私は学生の頃「サッカー」に夢中で、唯一の趣味と言えるものでした。
社会人になってからは「自分磨き」が加わったものの(「自分磨き」については過去のブログを参照ください)、趣味の少なさに焦ることもなく過ごしてきたのですが、最近新たに趣味と言えるものを見つけました。

それは『謎解き』です。

謎解きといってもただ解くのではなく、リアル脱出ゲームなど、体験型の謎解きイベントにハマっており、もう10回以上参加しています。
謎解きは色々な角度から物事を見ることなど、仕事に活かせることも多く、趣味と仕事は意外と繋がっているのだと感じました。


初めて参加した夜の遊園地を貸し切った周遊型の謎解きイベント🔍

今、趣味がない人という人は焦って探す必要はないと思います。
興味があることを続けることで、いつか趣味と言えるものになるかもしれないですし、気づいていないだけで既に出会っているのかもしれません。
大切なことは、少しでも興味を持ったら、調べる・尋ねる・参加するなど、行動することだと思います。
私も今後趣味が増えるのかもしれません。その時はまたここでお伝えしたいと思います。


Q.R6年度の目標を教えてください。

今年度は「何事も楽しむ」ことを目標にしております。
日々生徒と接する中で、“自分がイキイキとしないとな”と思っています。
先ずは自分が楽しく前向きにイキイキと過ごすことが一番!
意識していきます!

2024.04.01

〜令和6年度リタ学園の挑戦〜

高木先生 執筆者:リタ学園 奈良学習館 館長 高木 健司

アイエス学園からリタ学園と名称変更して2年目を迎えました。

香川県多度津にある本校『RITA学園高等学校』と同じ呼び名の『リタ学園』。
本校の今井理事長と学習館の今井代表が同じ。
よって本校での利他の精神を教育理念とした学びがダイレクトに学習館でも学べます。

令和6年度は、生徒・保護者、学校、地域と三者から信頼される学園を目指していきます。

①保護者の方には、心身ともに成長期にある大切な生徒をお預かりし、卒業だけが目標ではなく卒業後も社会で活躍できる人材へと導いていくよう対応していきます。

②学校に対しては、高校進学先として『リタ学園』ならば安心して生徒の学習、生活両面を任せることができると思っていただける学びを実践していきます。

③地域には、コロナ禍で控えていた地域活動を再開し、清掃活動などボランティアなどを通じ、地域に根差し近隣からも愛され認められる学園を目指していきます。

令和6年度の『リタ学園』の挑戦は、生徒、教員が想いを一つにして実践して参ります。
今年度も宜しくお願い致します。


Q.R6年度の目標を教えてください。

令和6年度の目標は、生徒個々の課題克服に真摯に向き合っていきます。
また、学習面での習熟度別に対応していけるよう、生徒個別指導計画を策定します。
そうすることで、どの学年においても個の能力をしっかり引き出せ、生徒の成長に寄与するものと考えます。
教員が一丸となって取り組んで参ります。

2024.03.08

意識的に生きる

米田先生 執筆者:リタ学園 奈良学習館 広報担当 米田 和英

私たちは毎日の生活において、起きてから寝るまでに繰り返される日常の行動を、あまり意識せずに行っています。
これは今まで体験してきた経験の中から、慣れ親しんだことは無意識的に繰り返すことができる機能の働きによるものだそうです。
しかし、1日に何回かは自分でどのように行動するかを決めなければならないことがおこります。
その時、どのように判断して行動しているかを意識したことがあるでしょうか。
どのように行動するかを、自分で考えて決めるか、友達の意見に従うか、何も考えずに流れに任せて従うか等、自由に選択できます。
友達の意見に従ったり、自分で決めずに流れに任せたりした場合、結果がどうであれ自分の経験にはなりません。 意識して自分で決めた場合、その責任自分にあります。
例え結果が上手くいかなくても、その経験から学び、次に活かせば良いのです。
失敗を恐れずに経験を重ねて工夫していけば、自分の考え方も深くなり、上手くいくケースが増えてくれば、自信が持てるようになり、自己肯定感へとつながっていきます。
自信や自己肯定感は他の人から与えられるものではなく、自分の体験から培っていくものです。
無意識的だけではなく、意識的に生きることにも取り組んでいきましょう。

リタ学園 奈良学習館では、いろいろな体験的学習を用意しています。
未知の取り組みに不安を感じる方もいると思いますが、少し勇気を出して、自分が取り組めそうなものから参加してください。
できだけ多くの方に参加していただけるよう創意工夫を重ねていきます。


Q.自分の趣味・特技、プライベートの過ごし方を教えてください。

我が家には、ワンちゃん(トイプードル)が2匹同居しています。
米田先生のワンちゃん
※写真左がレオ(♂11才)、右がココ(♀9才)です🐾

朝晩の食事・散歩、その他の世話は私の担当です。
冬は寒いのでトリミング、シャンプーは控えめにしています。
夜は私の布団でいっしょに寝ます。
レオは寒がりで布団の中が好きです。
ココは、布団の上で足元に居ることが多いです。

趣味は、コロナ禍前は出かけることが多かったですが、今は読書が中心です。
近くの図書館で借りたり、古本屋さんで買ったりすることが多いです。
読むのは、哲学・心理関係の本と時代小説のシリーズものが好きです。
古本屋さんではシリーズものは全巻そろっていないことが多いので、定期的に訪れています。

2024.02.19

当たり前を考える

松原先生 執筆者:リタ学園 奈良学習館 数学教員 松原 輝

最近「一日一日、本当にするべきことはすべてし終えているのか?」と、自分に問いかけることが多くなりました。
当たり前のように明日が来て、来月が来て、来年が来る、そんな生活をずっと送っていける…心の中で何となくそう思ってしまいがちですが、今日と同じように明日も過ごせる保証なんてどこにもないんですよね。
病気になるかもしれない。事故や災害にあうかもしれない。
でもそんな可能性は普段意識せずに過ごしています。
本当は、今日元気に生きられていることだって当たり前ではありません。
明日やればいいと思っていることが、もしかしたら明日できないかもしれない。
だからこそ「一日一日を全力で生きていかないと」と、改めて思います。
生物には寿命があります。時間には限りがあります。
そう考えると、一瞬一瞬はすべてかけがえのない時間になります。
この尊さ大切にしていきたいです。


Q.担当教科の“こだわりポイント”を教えてください。

数学は生徒にとって苦手な教科であることが多いです。
それを理解した上で、説明は丁寧さを心掛けています。
「この言葉の意味はわかっているだろう」ではなく、基礎の基礎から解説して、なおかつ短くまとめるようにしています。
そのための準備は大変ですが、生徒の苦手意識を少しでも改善するために必要だと感じています。
情報については、教科書だけではなく、できる限り具体的な事例を取り上げて解説することを心掛けています。

2024.02.09

教師の醍醐味

三好先生 執筆者:リタ学園 奈良学習館 商業科目教員・1年生担任 三好 敏生

「2024年が始まった!さぁ、今年も全力を尽くすぞ!!」と年始の誓いを立てたと思ったら、気が付けばもう2月に突入。
2月は「節分」「建国記念の日」「天皇誕生日」とイベント盛りだくさん。
リタ学園 奈良学習館では、大阪にあるSTAR株式会社の代表取締役 山下佳二宏様の講演、株式会社ホンダネット京奈 Honda Cars 奈良中央 奈良神殿店の谷原クリストファーヒロ様の講演、文書処理能力検定(全学年希望者)、簿記能力検定(1年生全員受験)、学年末考査、職業体験(インターンシップ)と、生徒も教職員も大忙しです。
2023年度、私は1年生の担任ですが、クラスみんなが2年生になる足跡がすぐ近くに聞こえるようです。
1日も、1ヵ月も、半年も、1年も、2年も、3年も、早く感じるものですね。
3年生は既に卒業試験も終わっており、あとはRITA学園高等学校の卒業認定結果待ちです。
そのため3年生は自由登校期間となり、その分学校が静かに感じ、1学年居ないと何だか寂しい気がします。
そうこう言っている間に「卒業式」がやってきます。
そしてその先には「入学式」が・・・。
出会いと別れの繰り返しですが、これが教師の醍醐味でもあります。

将来、卒業生の中から、リタ学園 奈良学習館で働きたいという生徒が出てくるのを待ち望んでいます。
とかく「教師」という職業はブラックだと思われることも多いです。
全国的になり手が少なく、複数のクラスを掛け持ちしたり、教頭先生や校長先生も授業を受け持ったりと、深刻な教員不足に陥っています。
しかし、それでも私が教師という職業を進める理由があります。
それは「利他の心」をもって人と接することができるようになること。
たくさんの生徒や保護者、関係各位に出会い、自分の人間性を高めることができることです。
リタ学園では、「利他の心」を私たち教職員も学ぶことができ、生徒たちと共に成長できる環境があります。
致知(ちち)出版社の月刊誌【致知】を用いた「木鶏会」では、他校の先生や生徒たちと感想を共有したり、いろいろな人との出会いがあったりと自分の成長や「人間っていいな」と思えることがたびたびあります。
ブラックであるかどうかは自分自身が決めることなので、「教師」という職業に対する一般なイメージは、意外とそうでないことも多いと思うのです。

本校であるRITA学園高等学校の教職員の方も素敵な先生方が多いですよ。
今井理事長先生をはじめ、小野校長先生・山下副校長先生・人見教頭先生、高橋事務局長・・・書ききれないですが、本当にみなさん生徒のことを考え指導してくれています。
リタ学園には、神戸学習館・京都ペガサス館・芝公園学習館・西宮学習館・天王寺学習館・大阪テンダー館などがあります。
今後も全国展開していくので、同じ志(こころざし)を持った素晴らしい先生たちが集まってくれると思います。
リタ学園・RITA学園、最高ですよ!!!


Q.担当教科の“こだわりポイント”を教えてください。

私の担当教科は商業科目です。
商業科目は、中学校で習うものではなく高校から習うものなので、スタートは全員一緒なのです。
簿記では計算はしますが、電卓を使うので計算が苦手な人も安心してください。
コンピュータもやったことがないという生徒でも、文書処理能力検定で1級の資格取得ができる生徒もいます。
「商業科目はなんだか難しそう・・・」なんて思わなくても大丈夫ですよ。
商業科目は将来の就職や一般的なマナーを学ぶのに大変有効な科目でもあるんです。
実業系の高校に進学すると、就職のために検定に追われるような錯覚に陥りがちですが、リタ学園 奈良学習館では、ゆっくりと商業科目を楽しみながら勉強することができます。
検定は、簿記だけ1年生の終わりの2月にこれまでやったことの力試しとして全員受験しますが、そのほかは各自が受験できるようになったら受験するといった形をとっております。
こだわりポイントは、現在、起こっている事象に関連付けながら授業を展開し、少しでも興味を持って授業に参加してもらうこと。笑いを交えながら授業をすることですかね。