教員ブログ
神戸学習館
2024.10.14
リタクリーンヒューマン
執筆者:リタ学園 神戸学習館 館長 樋口 悠輝
10月も半ばに入り、だんだんと涼しさを感じる過ごしやすい季節になってきました。
きっとすぐに肌寒くなり、凍えるような風とともに冬がやってくるのでしょうね。
何においても「良い!」と思う時間は一瞬で過ぎていきます。
私は最近、趣味として『町内清掃ボランティア』をはじめました。
理由は、三度の飯より掃除が好きだからです。嘘です。
ちょっと良い恰好をして自分のヒューマンレベルを上げることにより、神様に褒めてもらって宝くじに当選するためです。嘘です。
仕事とは関係なしに“利他”を実践する場を作ろうと思ったことが理由です。本当です。
某イベント告知サイトで、一緒に清掃をしてくれる方を募集したところ、まったく見ず知らずの方から参加申し込みがありました。
「日課のキックボクシングジム通いのついでに散歩をしよう。」
「散歩のついでにゴミ拾いをしよう。」
「せっかくゴミ拾いするなら一緒にやってくれる人を募集しよう。」
という発想から行動に移しただけで、プライベートでも人間関係や利他の心の輪が広がっていきそうでドキドキわくわくしています。
去年までの私なら、同じような取り組みを目にしても、「休みの日によくやるよ。」と、どこか冷めた目で見ていたかもしれません。
この企画を通して、自分自身の『ヒューマンレベル』が上がっていると実感しています。
社会への貢献心が満たされることによって、自己肯定感が上がることもあると思います。
「まだまだだな。」と周囲に思われることも多分にあると思いますが、私は私が「良い事をしている。」という自信があります。
今度は、生徒や保護者の皆様も誘ってみようと思います。
いつまで続くかわかりませんが、できるだけ長く頑張っていきます。
Q.高校生時代に「やっておけばよかった」と思うことは何ですか?
「やっておけばよかった」と後悔していることは特にありません。
「やっていてよかったこと」はアルバイトです。
16歳~18歳という時期にお金を稼ぐ大変さを実感できたことはよかったと思います。
職業に貴賎なし。
どんな仕事も本当に尊いです。
2024.07.05
New Face
スクールカウンセラーの吉田裕子と申します。
昨年度からスクールカウンセラー兼ソーシャルワーカーとして奈良学習館、神戸学習館の非常勤スタッフの一員に加えていただいております。
これまでは主としてハローワークや大学において、障がいのある方の修学、就労支援の仕事に携わってまいりました。
気になること等気軽にお声掛けいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回、初めてブログを担当することになりました。
何か新しいことはないかと考えていたところ、見つかりました!
7月3日に日本の紙幣が変わります。
新一万円札の肖像画は、生涯において500もの企業設立などにかかわり、「日本近代社会の創造者」と言われる『渋沢栄一』に。
新五千円札は、生涯を通じて、女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家である『津田梅子』に。
新千円札は、破傷風を予防・治療する方法を開発した細菌学者で「近代日本医学の父」と呼ばれている『北里柴三郎』に変わります。
みなさんは、歴代紙幣の肖像であった人物を覚えていますか?
私が小学生だった頃まで遡ってみました。
一万円札は、現在の『福沢諭吉』の前は『聖徳太子』。
五千円札は、『樋口一葉』の前は『新渡戸稲造』、その前は『聖徳太子』。
千円札は『野口英世』の前は『夏目漱石』、その前は『伊藤博文』でした。
現在は硬貨のみとなりましたが、五百円札には『岩倉具視』が描かれていました。
年代的には手にしていたはずなのですが、私はどうしても五千円札の聖徳太子を思い出すことができません。
紙幣のデザインを変更する目的は偽造防止のためで、特に時期は定まっておらず、近いところでは20年ごとに変わっているそうです。
新しい紙幣には、世界初の偽造防止技術も採用されているようです。
ご関心のある方は、『国立印刷局の「新しい日本銀行券特設サイト」』をご覧になってみてください。
新しい知識を得るきっかけは、身近なところにたくさんあるものだと再認識しました。
Q.好きな歴史上の人物はいますか?
新五千円札の肖像画となる『津田梅子』さんです。
1871年にわずか6歳で日本最初の女子留学生のひとりとして渡米し、1900年に女子英学塾(現在の津田塾大学)を創設し、女子教育の礎を築かれました。
その勇気、チャレンジ精神には力づけられ、志を貫きひとつのことを成し遂げる情熱とたゆまぬ努力を忘れずに歩み続けることの大切さに気づかせてもらえると感じるからです。
2024.06.21
シャンパーニュ
はじめまして!リタ学園 神戸学習館の菅野あきの(39)です。
昨年の4月から神戸学習館で生徒さんたちのサポートをしています。
スクーリングでは創作を担当して、iPadでリンゴのデッサンや、樹脂粘土で食品サンプルを作る授業をしています。
リタ学園はお互いを尊重できる素直な生徒さんばかりなので、毎日とても気持ちよく過ごしています。
「私は二つの時にしかシャンパンを飲まない。恋をしている時と、していない時。」
ココ・シャネル
シャンパーニュはココ・シャネル、オードリー・ヘップバーン、あのナポレオンまでにも名言を残させている、特別な飲み物です。
神戸に引っ越してきて1年、神戸の一番好きなところは、いつでもシャンパーニュが手に入るところです。
沢山の販売店があり、素敵なシャンパンバーも見つけました。
シャンパーニュはシャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインのことで、シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエの三種類の葡萄で作られています。
どの葡萄をどれくらい使うかによって香りや味わいが変化し、特に熟成期間の長いものはふくよかで、色も黄金色になります。
少々お値段が高いこともあって、若い頃はそう気軽に楽しむことができませんでした。
見分け方が分からず、お値段が高い割に甘苦い風味のあるものを選んでしまって失敗していました。
‘‘大人’’になってからは、どの葡萄がどれくらい配合されているシャンパーニュなのか、シャンパーニュ地方のどのあたりで作られた物なのか、ドサージュ(甘みを加える)されているのか、味わえるようになりました。
休日に冷えたシャンパーニュを持って、海にピクニックに行くことが私の一番の楽しみです。
シャルドネ100%で作られた、ブラン・ド・ブランと呼ばれるシャンパーニュはキレがあり、多くの人に好まれていますが、私は、ブラン・ド・ノワールと呼ばれる、ピノノワール100%のものか、ムニエの比率が大きいシャンパーニュが大好きです。
ムニエはトーストが焦げたような風味があり、私がイメージするシャンパーニュの香りそのものです。
また、シャンパーニュはその香りと味で、いつでもクリスマスイブのようなワクワクとした特別な日に変えてくれる飲み物です。
単なる平日の夕方も、一瞬にしてクリスマスイブが来たような華やかな気持ちに変えてくれます。 ココ・シャネルの名言にも深くうなずけます。
ちょっとお高いシャンパーニュですが、外で食事をすることを考えれば、自宅で割安に楽しむ事ができます。
退屈な休日にこそあって欲しいもの、それがシャンパーニュです。
何も用事のない1日に、自宅で一度お試しください。
※お酒は二十歳になってから!
Q.好きな歴史上の人物はいますか?
『シャルル・ド・ゴール』この人がいなければ、今シャンパンが飲めていないかも?
2024.06.03
雨垂れ石を穿つ
最近、連続テレビ小説(略称 朝ドラ)にハマっています!🐯
今回の主人公は、日本で初めて女性として弁護士、裁判官、裁判所長を務めた『三淵嘉子』さんをモデルにしているオリジナルフィクションであり、言葉選びや背景描写が非常に考えられており、素敵な作品です。
今でも「女性」ということが生活でも仕事でも影響してくることがあるかと思いますが、この時代はより風当たりの強い時代です。
主人公は、「女性」で「未婚」だから弁護士の仕事が来ず、「既婚」になれば弁護士の仕事が来るようになりました。
しかし、「妊娠」してしまうと「仕事」を手放して「家庭」に入れと言われてしまう。。。
現代でも「キャリアを積みたい。」と思っても上手くいかなかったり、キャリアを積むビジョンすら見えなかったり。
私自身はキャリアがしっかり見え、その後ろを誰もが歩みやすいようにしていきたいと思っています。
「女性」に限らず、「男性」も皆が平等に生きられる、未来を描きやすい社会にしていきたいです。
ドラマ内で『雨垂れ石を穿つ』ということわざが出てきました。
雨垂れのようなとても小さい滴でもいずれは岩に穴が開く。
つまり、小さな努力もいずれ実を結ぶということです。
人としても教員としてもそうあれるよう小さなことでも少しずつ努力していきたいです!
Q.好きな歴史上の人物はいますか?
戦国時代が大好きなので好きな武将が多くいます。
誰か一人!というと非常に難しいですが、、その中でも特に好きな歴史上の人物の一人は、『細川ガラシャ』さんです。
明智光秀の三女にあたり、キリシタンです。
辞世の句が有名で『散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ』と残しています。
本能寺の変以降、大変な思いをしたであろうに非常に気丈な方で強くあられた姿に憧れています。
2024.05.10
〇〇に入ったカフェオレ
先日ゴールデンウィーク中に、出不精の私としては珍しく外出し、神戸学習館近くのおしゃれなカフェに行きました。
そこでフレンチトーストとアイスカフェオレを注文しました。
しばらくして注文したものが運ばれてきたのですが、カフェオレがジャムの瓶みたいな容器に入っていたことに驚きました。
一瞬「お店のコップが足りなかったのかな・・・。」と思ったのですが、どうやらこの容器がお店の“こだわり”のようです。
おかげで普通のコップで飲むよりも特別感があって、おひとり様カフェを楽しむことができました。
少しの工夫で人に良い印象を残すことができる。
工夫することの大切さ改めて感じました。
ほんの少しの工夫、それを積み重ねることが“こだわり”に繋がるのだと思います。
このほんの少しの工夫をみんなで日常的に意識できれば、未来はもっと明るくなるかもしれません。
“瓶に入ったカフェオレ”を通してそんなことを感じることが出来ました。
Q.好きな歴史上の人物はいますか?
『清少納言』さんです。
私はエッセイが大好きで、清少納言さんは日本で最初にエッセイ(枕草子)を書いた人と言われているからです。
国語の先生っぽさをアピールしておきます。
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