教員ブログ
2023.11.10
夜空を眺めて

私は空を眺めるのが好きです。
それは小学生の頃、大台ヶ原山で天の川もはっきりと見える満点の星空を目したことが、忘れられない思い出になっているからです。
現在の住まいからは、金星・火星・木星・土星といった惑星はよく見えますが、その他の星があまり見えず寂しい限りです。
毎日同じ時間に夜空を眺めていると、お月様の満ち欠けと位置が少しずつ変化していることに気づきます。
もちろん、お月様以外の星も時間や季節により変化し、見える星座も変わっていきます。
このような変化は、月が地球の周りを27.3日かけて1周(公転)し、地球は約24時間で1回転(自転)しながら、太陽の周りを約365日かけて1周(公転)しているからです。
地球は赤道一周で約4万kmの距離があります。
地球の自転速度は赤道上で4万km÷24時間≒1,667km/h、秒速で約460mになります。
ちなみに音の速さは、秒速340m(マッハ1)と言われているので、地球の自転速度がどれほど早いかイメージできるのではないでしょうか。
更に驚くのは地球の公転速度、秒速約30kmとなります。
普段の生活で私たちが地球の自転や公転を意識することはありません。
しかし、少しの工夫で気づくこともできます。
興味を持った方は、まず夜空を眺めてみてください。
宇宙には解明されていない不思議がたくさんあります。
将来、その不思議を説き明かすのはあなたかもしれません。
Q.不登校にならないためには?
中学校の進路担当の先生方とお話していると、この数年オンライン等の自宅学習が続いたことで、不登校が増えたように感じているとの声が多くありました。
文部科学省のデータでは、近年小中学生の不登校増加の要因として多いのが、本人の「無気力・無関心」とのことです。
「無気力・無関心」というのは、人との関りを持っていない状態ではないでしょうか。
そうだとすると、リアルな仲間としての繋がりを持てる人間関係が大切だと思います。
リタ学園 奈良学習館では、同じような環境の生徒が多く、お互いを理解し合える環境も整えていますので、是非一度見学に来てみてください。
2023.11.01
「強さ」とは

10/8、ラグビーW杯で日本(世界ランキング12位)は、アルゼンチン(同9位)に27-39のスコアで負け、残念ながら2大会連続の決勝トーナメント進出を果たせませんでした。
私はラグビーのルールを全て理解しているわけではありませんが、それでもTVを食い入るように観てしまい、知らぬ間に自分の体にも力が入り声を上げていました。
前大会でその凄さに衝撃を受け、心を動かされた経験がまさによみがえった瞬間でした。
試合終了後、海外メディアや大会の公式X(旧Twitter)などでも、日本代表選手の行動や試合の称賛が取り上げられました。
これほどまでに大きな感動を与えてくれたのであれば、勝った負けたなど関係ないと思うのですが、選手たちは本当に悔しかったに違いありません。
勝敗が決まるプロスポーツの世界は皆が頂上を目指します。
強いチームに勝たなければ頂点には辿り着けません。
いわゆる強豪チームにおいては、環境整備に資金や人材が投入され、メンタル面やフィジカル面の差はほとんどないように感じます。
差が出てくるのは、選手やスタッフ、関係者の方々の“人間力”だと思います。
今回のW杯を観て、『強さ』とは、「何としても応援したいという周囲の人間の気持ちを高め、人の心を動かしていく力」だと思いました。
皆さんにとっての『強さ』とは何でしょうか?
こういった機会に自分なりに少し考えてみる、そんな時間も大切かもしれません。
Q.不登校にならないためには?
不登校になってしまったら、なってしまった理由は自分が一番よくわかっているはずです。
もしすぐに助けが必要な状況であれば、まずは助けを求めなければなりません。
そうではない場合は、まずは「登校しなければ・・」と焦ってジタバタしないことです。
やらなければいけないこと、やりたいことを、その時は周りに協力してもらいながら、自分のペースでやっていけば良いのです。
それは誰に咎められることでもありません。
大切なのは完全に不登校になってしまうまでの行動です。
どうしても一人で悩んでしまい、負のスパイラルに陥ります。
一番しんどい時期ですが、この時に最大の勇気と力を振り絞ってSOSを発信することです。
両親、兄妹、親族、先生、友だち、近所の人など、誰かにSOSが届くようにがんばるのです。
それでも不登校になってしまうこともあるでしょう。
しかし、不登校で人生が閉ざされるわけではありません。
人生100年時代、その気になれば転機はいくらでも訪れます。
不登校にはならない方が良いが、なったとしても何とかなるという開き直りが、次の転機に繋がるかもしれません。
2023.10.23
「ゲーム」

今回は自分の趣味、ゲームについてお話します。
自分が小学生のころにSFCが発売されました。
まさにゲーム全盛期、ゲームと共に育った世代といっても過言ではないと思います。
自分は特にFC〜PS1で発売されたゲームが大好きで、以前よく中古ゲームを買いにいっていました。
今年はFC発売40周年ということで、様々な企画が実施されています。
その中にFCクイズというものがあります。
FCに関する問題に答えて高得点を競うものですが、実は私もチャレンジしてみました。
成績は下の画像の通りです。




第1回は所用で参加できなかったのですが、第2回第3回はどちらも92点。
100点満点を取れなかったことは少々悔しいですが、全国上位1%に入ったので中々の高得点だと自負しています。
ゲームが好きな人は、リタ学園 奈良学習館で松原先生に話しかけてみてね!
Q.不登校にならないためには?
まず、きちんと寝る、きちんと起きるといった規則正しい生活習慣が大切です。
そのうえで、人間関係をうまく築くことが大切になってくると思います。
大人でも職場に行けない、行きたくないと次第に来なくなる人はたくさんいます。
不登校にならないようにすることも大事ですが、なってしまったらどのようにその状態を改善していくのか試行錯誤することも、また大切なことだと思います。
2023.10.14
勉強苦手な生徒も「リタ学園」に集まれ!

2学期(年度でいうと後半)がスタートして1ヶ月以上経ちました。
2023年の夏休みは、
『夏のフェスティバル』
『修学研修旅行』
※3年生対象、2泊3日、宮城県(仙台)・福島県・北海道(函館)
などがありました。
『夏のフェスティバル』は大盛況でした。
お越しくださった中学生、小学生、保護者の皆様に教職員一同、大変感謝しております。ありがとうございます。
在校生もボランティアでたくさんの生徒が参加。
保護者の皆様や卒業生もたくさん参加してくれ、本当に楽しい1日でした。
来年、2024年の『夏のフェスティバル』はさらにパワーアップしたいと思います。
ご期待くださいね!!
2学期はイベントが盛りだくさんです。
9月は保険会社の方をお招きし、『失敗しない将来設計part2(金融リテラシー)』を各学年で講演いただきました。
また、大峰堂薬品工業株式会社に今年就職した卒業生が、「大峰薬品工業株式会社ってどんな会社?」や「後輩のため今何をするべきか?」などをテーマに、在学中に習っていたPowerPointを使ってプレゼンしてくれました。
※こちらの様子は、別のブログ『特別授業~大峰堂薬品工業株式会社講演会~』でも取り上げております。
その他には、シルバーウィーク(今年は短くて残念)や中間考査、大峰堂薬品工業株式会社に訪問して「利他を探せ!」を実施するなど、実にいろんなイベントがありました。
10月・11月も、『オープンキャンパス』や『文化祭』など、イベントに勉強に各種検定に大忙しの秋となります。
10月以降のイベントのご報告については、また別の先生が伝えてくださると思います。
気温の高低差で体調を崩さないようにしていきましょう。
Q.不登校にならないためには?
楽しいと感じることを学校で見つけてみよう!意外とあるもんですよ。
リタ学園 奈良学習館に足をお運びください。きっと何かが見つかるはず!!
2023.10.05
『神の使い』
執筆者:リタ学園 奈良学習館 館長 高木 健司
奈良県の観光スポットとして有名な『奈良県立都市公園 奈良公園』。
リタ学園 奈良学習館からは東の方角に約35分歩けば辿り着くことができます。
奈良公園では鹿が自由に歩いている光景が印象的です。
あんなに自由なのによく公園から逃げ出さないなと思いますが、少し調べてみると奈良公園の鹿は“放し飼い”ではなく“野生動物”とのこと。
冬場など時期によっては例外もありますが、奈良公園内には草木が大量にあるため、エサに困らず逃げ出す必要がないということで生息しているようです。
その昔、武甕槌命(タケミカヅチノミコト)という神様が、白鹿に乗ってやってきたという伝説から『神の使い』として大切にされ、国の天然記念物にも指定されています。
最近、そんな鹿の虐待疑惑というショッキングなニュースが報道されました。
全貌が解明されていないので誰が悪いとは一概には言えませんが、『神の使い』の痩せこけた姿を見かけたら不憫に思えてなりません。
今後の調査で鹿にとってより良い方向に進むことを願います。
Q.不登校にならないためには?
不登校になる原因は人それぞれです。
家庭環境や学校内での出来事、友人との関係、自分自身の心の奥底にあるものなど、様々な要因によって誰でもいつでも発生し得ることだと認識しています。
改善されるきっかけもまた原因と同様の事象であると考えます。
「心を開いて話せる相手がいる。」この存在が改善へのスタートだと思います。
ご家族であり、教員であり、地域の人々、友人、自分自身の心の成長など、原因でもあれば改善のきっかけでもある、この表裏一体のものを普段から根気強く見守り、自発的内発的行動を促してあげましょう。