教員ブログ

2023.06.14

「太陽のちから」

葉山先生 執筆者:理科・保健体育教員・3年生担任 葉山 美衣子

私は科学や生物の授業で、光合成について生徒たちに教える機会があります。
植物にとって、日の光は不可欠ですが、実はわたしたち人間にとってもとても大切なんです。
日の光を浴びることで、体内では幸せホルモンのセロトニンやビタミンDが生成され、身体と心の健康につながります。

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例えば、骨や歯を強くする、脳の健康に役立つ、免疫力が上がる、ストレス解消、体内時計のリセットなど、健康のために良いことがたくさんあります。
逆に日の光を浴び続けないと、うつ病のリスクが高まる、睡眠の質が悪くなる、認知症のリスクが高まるなど、心の健康や将来のリスクにつながるデメリットがあるようです。
わたし自身、平日は出勤の際など決まった時間に外出しますがわずかな時間です。
学園につけば屋内なので日を浴びることはありません。
休日は予定がなければ日中の活動時間はごくわずか。
外に出ず、長いときは20時間近くとにかく寝続けています。
今年の目標は「アウトドア」。
休日こそ外に出て、有意義な時間を過ごしたいですね。
実は今回は、「日の光を浴びるのは健康に良いので皆さんもぜひ!」というおすすめ投稿ではなく、わたし自身が、休みの日にももっと日の光を浴びようという目標の投稿でした。
これからどんどん気温も上がってくるので、皆さんも熱中症には十分注意してお過ごしください。


Q.通信制高校の魅力とは?

いろいろあると思いますが、最大の魅力は自由なところ。
髪型・服装・趣味など、外見から中身まで、自分を表現することができます。
そうした生徒が集まって関わりあうことで、また新たな「好き」を見つけることができるのではないかと思います。

2023.05.19

データサイエンス

五味館長 執筆者:リタ学園 神戸学習館 館長 五味 仁志

ビッグデータの有効活用が求められる時代に、ビッグデータを分析・解析して価値を生み出すためには、そこから課題を見つけ課題解決に向けた方法を探る力を身につけることです。
情報収集力や加工力、さらには表現力や発信力といった、いわゆるデータサイエンス力を備えることは今や不可欠となっています。
以前に勤務した学校の授業でデータサイエンスの手法を用いた活動を行うために、理科、数学、地歴・公民の先生たちが担当して、「住みたい街ランキング関西版2021-SUUMO」からランキングの根拠が何か?人々が住みたい街となるその要素とは何か?を探るという教科横断授業を行ったことがあります。
目的は生徒たちが今後の研究や探究活動をより充実したものにするためで、データサイエンスの手法について学ぶとともに、どのような街づくりが人々にとって、また自分たちにとって大切なのかを考えることでした。
データの収集は「政府統計の総合窓口(e-Stat)」を中心に、「統計データ分析コンペティション」や「地方公共団体データベースサイト」を活用して行いました。
日々の対応に追われてなかなか時間のない私たちが、利他の考え方に基づく不易な教育理念の上に立って、これからの通信制高等学校、サポートセンター、また技能連携施設が社会からのどのようなニーズに対応し、何を目指し、どのように発展していかなければならないかを考える一つの手段として、ビッグデータの分析や解析から社会全体を俯瞰する機会を設けてみるのも必要なことかもしれません。


Q.通信制高校の魅力とは?

以前、一般の通信制高校にあまり魅力を感じてなかった私が今感じていることは、本校のように一人ひとりの生徒と一生懸命関わろうとする教職員のいる通信制高校は唯一無二かもしれないということです。
魅力を生み出す通信制高校の出現を実感していることを魅力と感じています。

2023.05.05

「経験・体験」

高木館長 執筆者:リタ学園 奈良学習館 館長 高木 健司

皆さんは人の成長に欠かせないものといえば何を想像されますか?
友人、食べ物、睡眠・・・色々あげられますね。
私は「経験・体験」が必要だと考えています。
●人とのお付き合いも、会ってみて初めてこの人はこんな人なのだと気付きます。
それも一種の体験
●これこうしたらもっと美味しいのでは?
これも体験
●美味しいと分かれば、もう一度やってみよう!!
これは経験
そう、人は経験体験を通じて進化・成長できる生き物です。
また、考えて行動ができる数少ない生き物です。

さあ、せっかく人間に生まれてきたのだから、たくさん考え、多くの経験・体験を積み、いくつになっても成長し続けてみませんか。


Q.通信制高校の魅力とは?

自由さが何といっても利点です。
しかし、自分がしんどい・・ダメだ・・と気持ちで負けてしまわないように頑張らなければズルズル行っちゃいます。
だからこそ、親身になってくれる先生が強い味方になってくれます。
このリタ学園は1学級20人までの少人数制。
社会へ出たときに困らないよう今から改善していけますよ!

2023.04.22

『出会い』

田口先生 執筆者:国語教員・2年生担任 田口 祥大

私が最も大切にしていること、それは『人との出会い』です。
【人との出会い=だと考えています。

私が大学生の頃、ある方との出会いで私の人生が大きく広がりました。
その方との出会いから様々な方とも関わるようになるにつれて、徐々に人との出会いは大切だなと感じるようになりました。
また、その方から言われた言葉でとても印象に残っている言葉があります。
『何をするかではなく、誰とするか』です。
この言葉は自分が何か迷ったときの指針となりました。

人は一人で成し遂げられることには限りがあります。
ですが、人との関わりで可能性は無限に広がっていきます。
生徒との出会いも縁だと思っています。
この縁の大切さと無限の可能性を生徒に伝えていきます。


Q.通信制高校の魅力とは?

個性を活かせるところが通信制高校の魅力だと考えています。
リタ学園にはゲームが好き、電車が好き、作品を作るのが好きなど、他にも様々な個性を持った生徒がいます。
たとえ今、自分の個性がわからない生徒でも、リタ学園での3年間を通じて個性を見つけ、磨いていくことができます。

2023.04.09

「生きる」ということ

上田先生 執筆者:英語教員 上田 遥香

皆さんは映画を観ますか?
わたしは大学1回生の時に出会った方がきっかけで、年間100本の映画を鑑賞するというのがお決まりの目標になっています。

最近はマーベルシリーズを少しずつ見始めている途中ですが、今年感動した映画を一つ、ここで紹介したいと思います!

『かがみの孤城』

原作は、本屋大賞を受賞された辻村深月さんの小説で、他にも「ツナグ」(2011)や 「ドラえもん のび太の月面探査記」(2019)の脚本などを担当されています。

わたしは当初、『かがみの孤城』を劇場で鑑賞しようか迷っていたのですが、両親からの薦めもあり観に行きました。

この映画は、「学校に行きづらい」と感じている人や「悩み」を抱えている人にぜひ観てほしいです。

それぞれが学校に対して様々な不安を抱え、最初はバラバラだったキャラクターたちが、最終的には一致団結して立ち向かっていく。
わたしはそれぞれが悩みに立ち向かうシーンや、他のキャラクターとの掛け合いに、何度も涙があふれだしました。
そして、小さくても一歩踏み出してみよう。と勇気を貰えた作品でした。

「命」や「病気」について考えさせられるシーンもあり、映画を鑑賞して「生きる」ということの大切さを再認識できました。


Q.通信制高校の魅力とは?

「自由」なところだと思います。科目選択であったり、登校の自由さであったり。
通信制ではない高校よりは「自由」の幅が大きいです。
しかし、それには「責任」も伴います。
そのため、時には自分の選択に自信がなくなることもあると思います。
そんなときは一人で抱え込まず、先生を存分に頼ってください。いつでもウェルカムです!