教員ブログ

2023.12.01

ご縁 part 2

原田館長 執筆者:リタ学園 芝公園学習館 館長 原田 育治

私はリタ学園の広報活動を担当しています。
活動は徒歩中心で行っています。
理由は東京での運転、渋滞や駐車場探しなどに自信がないためです。
幸い鉄道網が発達しているのでそれほど困ることはありません。

都内を徒歩で移動していると、興味を惹かれる「坂」や「史跡」がたくさんあります。
リタ学園 芝公園学習館がある港区内でも「芋洗坂」「大石良雄外十六人忠烈の跡」など、たくさんあるのですが、中でも私が「ご縁だなぁ」と感じたのは、芝公園学習館の最寄り駅、浜松町駅周辺です。
芝公園学習館のJR線最寄り駅、浜松町駅周辺は、なんとRITA学園高等学校本校の所在地、香川県とご縁があったのです。

昔、香川県は讃岐国と呼ばれ、江戸時代には高松藩が治めていました。
水戸徳川家の分家として高い家格を有した、高松藩松平家の下屋敷に御鎮座していた讃岐稲荷神社は、明治維新以降、民衆にも信仰できるよう現在の浜松町駅の近くに解放されていたのでした。

以前から通勤時や広報活動を行う中で、「ポンテせとうみ(讃岐うどん屋など小豆島や瀬戸内海の食材を使用したカフェ・レストランが4店舗入っているショップ)」「夕陽ヶ丘食堂(瀬戸内・小豆島の特産を使った料理が楽しめるレストラン)」「讃岐小白稲荷神社」など、「香川県に関するもの」が目に入ってくるなぁと思っていました。

浜松町と香川県とのご縁に気づいてからは、ほぼ毎日、下屋敷に御鎮座されていたお稲荷様に学園の興隆発展、商売繁盛をお願いしております。
ご縁は、本当にどこで巡り合えるのかは分かりません。
今回のご縁は、気付くのに半年もかかってしまいました。
さらなるご縁との出会い、新たな発見、気付きを楽しみにしつつ、これからも過ごしていきたいと思います。

◎讃岐稲荷神社と小白稲荷神社が合祀されています。左側が讃岐稲荷神社の扁額が掲げられた鳥居です。
鳥居

◎神社鎮座由来記には、神社が鎮座した由来が書かれています。
石碑

Q.不登校にならないためには?

昔は学校に行かないことは、良くないことと言われていました。
しかし、命を削ってまで登校する必要はないと思います。
ユビキタスの時代となり、学びたいことが、学びたいときに、学べる環境が整いつつある今、学びの場所は学校だけではありません。
自宅や図書館、塾など、学びたいと思った場所で学ぶことができます。
学びたいものが決まっている人は、それを追い求めることができます。
まだ、学びたいものが決まっていない人は、本を読んでみましょう。
本は動画と違って自分のペースで読み進めることができます。
本の中には私たちが出会ったことがない人の人生や世界が広がっています。
自分は何が好きかを知るために、様々なジャンルの本を乱読してみてください。
世界は本当に広いです。
広い世界を目にするその日まで、無限の可能性を秘めた皆さんの学びたい気持ちを、リタ学園は全力で応援いたします。