教員ブログ

奈良学習館

2023.12.22

2023年を振り返って

田口先生 執筆者:国語教員・2年生担任 田口 祥大

皆さん、驚くことにもう12月です。
リタ学園 奈良学習館では受付にクリスマスツリーを飾っています。
「もうクリスマスの季節か」と感じると同時に、「もう年末か。1年経つのは早い。」とも感じます。

クリスマスツリー

さて、皆さん2023年はどうだったでしょうか?
とても充実した1年でしたか?
それとも少し後悔が残る1年だったでしょうか?

ちなみに私は今年、年男で本厄の年でした。
そのため奈良県桜井市にある、大神神社まで行って厄除けをし、自宅には神棚を作り、お札を置いていました。
これが厄を払ってくれていたのだと信じています。

年末ということで自身を振り返ってみると、「2023年は充実したな」と感じています。
決して良いことばかりがあったというわけではありません。
良いことも悪いこともすべて自分の糧となり、学びとなり、成長に繋がった年になったからです。

最近聞いた言葉で、印象に残っている言葉があります。
『人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。』
これは哲学者であり教育者の森信三氏の言葉です。
私は過去のブログ投稿で、最も大切にしていることは【縁】だと記しました。
◎2023.04.22投稿『出会い』(https://support.rita.ed.jp/blog/2023/04/21665/)
森信三氏のこの言葉を聞いた時、自分が大切にしていることは間違っていない、今ある縁とこれからの縁をより大切していこうと感じました。
小さなことにも感謝の気持ちを持つことを忘れず、2024年もさらに【縁】を大切にしていきます。


Q.担当教科について“こだわりポイント”を教えてください。

私は国語を担当しています。
例えば1つの物語を扱う際、まずはどのような物語なのか、大枠をつかんでもらえるような授業展開を工夫しています。
また、専門用語ばかりを使ってしまうと、聞く耳を持ってはくれない場合があります。
いかに分かりやすい言葉で伝えていくのかを気を付けています。
時間はかかったとしても、少しでも多くの生徒が理解してくれる方法を選んでいます。

2023.12.18

変化と読書

上田先生 執筆者:リタ学園サポーター本部 上田 遥香

学校生活の3年間を通して生徒たちは様々な変化を見せてくれます。
それは勉強面だけではなく、生活面や交友関係など多岐に渡り、教員として毎年驚かされます。

ところで皆さん、読書はされますか?
私は本を読むことが幼いころから大好きで、常に生活に「本」がありました。
人生は一度きり。その人生の中で体験できる機会にも限りがあります。
「本」は自分とは違う人生を疑似体験できるので、体験の機会を増やし、そこから貴重な学びにつながることがあります。
私は最近、他の教員からの薦めで『アルジャーノンに花束を』という小説を読みました。

障がいのある主人公チャーリーは「頭がよくなる」手術を受け、手術は成功するも、それに伴って色々なことがみえるようになっていきます。
果たして彼は「頭がよくなって」幸せだったのか。

考えさせられるテーマで、障がいの有無に関わらず、誰にでも起こりうることだと感じました。
この小説は主人公自身が執筆している「経過報告」(変化)の物語となっています。
序盤は読むのに苦労し、中盤からは主人公のかしこさに私がついていけなくなる部分もありました。
それでもページをめくる度にどうなってしまうのかと、期待や不安が募らせながら読み進めてしまう内容でした。

読んだことのない方には、ぜひ一度読んでみてほしいです。

また「過去に出会った本に再び触れてみる」というのもオススメです。
小さいときに読んだ本や何年も前に読んだ本など、時間をおいて触れてみると、また違う発見や変化があるかもしれません。


Q.担当教科の “こだわりポイント”を教えてください。

担当している英語の授業で意識していることは「楽しさ」を提供することです。
わたしは保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学を通して、毎年素晴らしい先生に出会え、授業が楽しくなかったことがありませんでした。
だからこそ生徒にも「楽しさ」と感じてもらいたいです。
もちろんレポートやテスト対策など「真面目」な授業もありますが笑
英語はあくまで「ツール」であり、使いこなすことで新しい世界が見えてきます。
それに気づいてもらうためにも、これからも「楽しさ」を突き詰めていきたいです!

2023.12.15

好きなこと

平井先生 執筆者:リタ学園 奈良学習館 教員 平井 さくら

リタ学園 奈良学習館で勤務しております、京都出身の平井 さくらと申します。
2023年10月に入社したばかりの新人です。

私の趣味は『旅行』『美容』です♪
国内旅行や海外旅行など、非現実を味わうことが好きで、連休の時はよく旅をしています(*^-^*)

美容も好きで、休みの日は自分磨きの為、行きつけの店によく足を運んでいます。
前職がアパレル業界にいたので、洋服など見に行くことも好きです。

今のアクティブな私からは想像できないかもしれませんが、私は過去にパニック障害に2回なっており、学生時代、学校に行けないことも多くありました。
なぜ私にばかり辛いことが起こるのかと自分を恨んだこともありました。
ですが最近は、今の職場に出会う為に、辛かった経験があったんだな…と思えてきました。
辛い経験や不登校を経験してきた為、誰よりも生徒の気持ちに寄り添えると思っています。
今までの人生は助けてもらったことの方が多かったので、これからは私が人を助けていきたいと思います。
まだまだ不慣れなこともありますが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。


Q.不登校にならないためには?

先生と生徒の間で信頼関係を築くことが大切だと思います。
不登校になるのは必ず理由があると思います。
生徒達から出てくる様々な話をしっかり聴き、生徒のいいところを探していきたいと思います。

2023.11.10

夜空を眺めて

米田先生 執筆者:広報担当 米田 和英

私は空を眺めるのが好きです。
それは小学生の頃、大台ヶ原山で天の川もはっきりと見える満点の星空を目したことが、忘れられない思い出になっているからです。
現在の住まいからは、金星・火星・木星・土星といった惑星はよく見えますが、その他の星があまり見えず寂しい限りです。
毎日同じ時間に夜空を眺めていると、お月様の満ち欠けと位置が少しずつ変化していることに気づきます。
もちろん、お月様以外の星も時間や季節により変化し、見える星座も変わっていきます。
このような変化は、月が地球の周りを27.3日かけて1周(公転)し、地球は約24時間で1回転(自転)しながら、太陽の周りを約365日かけて1周(公転)しているからです。

宇宙

地球は赤道一周で約4万kmの距離があります。
地球の自転速度は赤道上で4万km÷24時間≒1,667km/h、秒速で約460mになります。
ちなみに音の速さは、秒速340m(マッハ1)と言われているので、地球の自転速度がどれほど早いかイメージできるのではないでしょうか。
更に驚くのは地球の公転速度、秒速約30kmとなります。
普段の生活で私たちが地球の自転や公転を意識することはありません。
しかし、少しの工夫で気づくこともできます。
興味を持った方は、まず夜空を眺めてみてください。
宇宙には解明されていない不思議がたくさんあります。
将来、その不思議を説き明かすのはあなたかもしれません。


Q.不登校にならないためには?

中学校の進路担当の先生方とお話していると、この数年オンライン等の自宅学習が続いたことで、不登校が増えたように感じているとの声が多くありました。
文部科学省のデータでは、近年小中学生の不登校増加の要因として多いのが、本人の「無気力・無関心」とのことです。
「無気力・無関心」というのは、人との関りを持っていない状態ではないでしょうか。
そうだとすると、リアルな仲間としての繋がりを持てる人間関係が大切だと思います。
リタ学園 奈良学習館では、同じような環境の生徒が多く、お互いを理解し合える環境も整えていますので、是非一度見学に来てみてください。

2023.10.23

「ゲーム」

松原先生 執筆者:数学教員 松原 輝

今回は自分の趣味、ゲームについてお話します。

自分が小学生のころにSFCが発売されました。
まさにゲーム全盛期、ゲームと共に育った世代といっても過言ではないと思います。
自分は特にFC〜PS1で発売されたゲームが大好きで、以前よく中古ゲームを買いにいっていました。

今年はFC発売40周年ということで、様々な企画が実施されています。
その中にFCクイズというものがあります。
FCに関する問題に答えて高得点を競うものですが、実は私もチャレンジしてみました。
成績は下の画像の通りです。

FCクイズ結果1 FCクイズ結果2
FCクイズ結果1

FCクイズ結果2

第1回は所用で参加できなかったのですが、第2回第3回はどちらも92点。
100点満点を取れなかったことは少々悔しいですが、全国上位1%に入ったので中々の高得点だと自負しています。
ゲームが好きな人は、リタ学園 奈良学習館で松原先生に話しかけてみてね!


Q.不登校にならないためには?

まず、きちんと寝る、きちんと起きるといった規則正しい生活習慣が大切です。
そのうえで、人間関係をうまく築くことが大切になってくると思います。
大人でも職場に行けない、行きたくないと次第に来なくなる人はたくさんいます。
不登校にならないようにすることも大事ですが、なってしまったらどのようにその状態を改善していくのか試行錯誤することも、また大切なことだと思います。